【D’n雑誌】小野敬輔選手

本記事は、NAGAREYAMA F.C.の選手兼コーチ、そして選手広報部を務める寺内大登選手が、チームメイトに迫る企画【D’n雑誌】のWeb版です。選手同士だからこそ聞けるリアルなインタビューをお届けしています。

初回は、元Jリーガーで現在NAGAREYAMA F.C.の10番を背負う小野敬輔選手です。

小野敬輔選手(引用:NAGAREYAMA F.C.オフィシャルサイト)

秋田時代

Q.秋田時代で昔の「あだ名」を教えてください

小野選手・けーちゃん パン君

Q.何がきっかけでそうなったんですか?笑

小野選手・単純に志村どうぶつ園のパン君に似てるという理由です。笑

Q.トップチームに決まった時の心境を教えてください

小野選手・素直に嬉しく思い、もっと頑張ろうと思いました。

Q.記者会見とか緊張とかしなかったんですか?

小野選手・もう緊張しかしなかったです。笑

Q.秋田での経験を活かし今後どのような目標がありますか?

小野選手・本当にサッカーしかしてこなかったので、サッカー以外のことも沢山経験してみて、人として成長したく、その為に今頑張って模索してる感じです。

Q.どんな夢や目標を持ってサッカーをやってましたか?

小野選手・地元、秋田県でプロサッカー選手になることを目標に、そして地元を盛り上げる為にも「秋田で活躍する」と意識してました。ですが今現在は秋田でできてないですが、また新たな地、流山で、流山を盛り上げる為にも頑張り、Jリーグを目指しています。なので引き続き応援のほどよろしくおねがい致します。

Q.一時期「オーバートレーニング」になったことがあるとお聞きしてます。当時の様子を教えてください

小野選手・ちょっと長くなってしまうんですけど話させていただきます。秋田には4年契約で、4年目にチームに再び戻ってきました。契約的に最後の年で、「結果を残さないと」という気持ちが強く、秋田出身育成の代で僕が第一号だったため、気づかずプレッシャーを抱えてたのか、その時は急に訪れました。それは高知県でのキャンプ中のことでした。
その日は体がとても重く、息もすぐ上がってしまう「あれ?おかしいな・・・」と自覚がありましたが練習後までも体調が悪かったので体温を測ったところ、熱があり、当時コロナやインフルが流行ってて、どちらか疑われ、検査をしましたがどちらとも陰性。結果が出るまでは高知県初のコロナ陽性とも疑われ、、、その後もずっと熱、嘔吐、睡眠障害が続き、思考がどんどんネガティブになりサッカーに対しての熱がどんどん薄れていき、遂には「もうサッカーしなくて良いのか」と安心してしまう自分もいて自分を嫌いになりました。キャンプを離脱し、そのまま病院へ行き診断結果が『オーバートレーニング症状』でした。
その頃にサンフレッチェ広島の森崎兄弟の「うつ白」の本を読んでかなり励まされました。そこからは十ヶ月ほどサッカーから離れ、沢山の方々に支えられながら過ごしました。今ではそれも良い経験で、またこうやってサッカーを楽しくしてます。もし同じような人がいたら励ましの声や気持ちを聞いてあげる側に周り、助けたいとも考えています。「一人じゃない」ことを秋田時代に教えてもらい、この流山でも、もしそういう方がいれば力になりたいと思っています。

弘前時代

Q.どんな環境でしたか?

小野選手・午前中はサッカー選手、午後は仕事での毎日でした。

Q.環境が変わったと思いますが、どのような心境のでしたか?

小野選手・とにかく「サッカー」が楽しかったから毎日が充実してました。

Q.仲の良かったチームメイトを教えてください

小野選手・河野匠哉選手と清水敦貴選手です。

Q.その方達の良いところを教えてください

小野選手・面白くて、素を出せたからです。

Q.なぜ素を出せたんですか?

小野選手・サッカーの熱量が一緒なのと、シンプルに気が合ったためです。笑

Q.チームに感謝してることはなんでしょうか?

小野選手・生意気だったけどみんな優しい先輩ばかりでいい人で溢れてました。気の合う先輩ばかりで、嬉しかったです。笑

Q.よく行ってたお店はどこですか?

小野選手・ラーメン屋さん!

Q.どこのラーメン屋さんですか?

小野選手・どこのラーメン屋さんも煮干しラーメンて名前だし、全部美味しくて最高です。

Q.弘前のいいところを教えてください

小野選手・ブランデュー弘前FC、そして地域も最高です。

Q.チームの良いところは具体的になんでしょうか?

小野選手・チームメイトみんな仲良くて、サッカーに対して熱量が高いところです。

Q.地域の方はどうですか?

小野選手・やっぱり煮干しラーメンですね。笑
そして冬以外は住みやすいところです。冬以外。笑

流山時代(現在)

Q.流山FCに入ったきっかけを教えてください

小野選手・銀治くんからの急なお誘いがあり、沢山考えた結果興味があり、流山市自体も面白そうな街だなと思ったからです。

Q.入ってみて一番最初のチームへの印象はどうでしたか?

小野選手・人数や練習環境、今までとはまた違った環境で驚きでした。けど、良くも悪くも創設したばかりのチームでこっから頑張ろうとも思い、ワクワク感もありました。笑

Qチーム内での(良い意味)ライバル、又は意識してる選手は誰ですか?

小野選手・大登くん。

Q.なぜですか?

小野選手・今までのサッカーしかしてこなかった僕に、「行動力」という大事なことを目の前で見してくれて、見習うことが沢山あるからです。

Q.去年のチームイベントで印象深いのはなんでしたか?

小野選手・おおたかの森SCでの4月末に行われた「キックオフイベント」です。

Q.なぜそのイベントなんですか?

小野選手・約300名ほどの方々が見にきてくれて、始動して間もないチームなのにも関わらず、こんなにも応援してくれる方々がいることが嬉しかったからです。

Q.今後のイベントではどのようにしていきたいですか?

小野選手・もっと沢山の人と関わっていき、地域の方々からもっと応援されるような選手・人になりたいです。

Q.小野選手のルーティンを教えてください

小野選手・最近は、、、、朝シャワーです。

Q.なぜ朝シャワーをルーティンにしてるんですか?

小野選手・寝癖がひどいから、入ることによってスッキリして、1日のいいスタートがきれるからです。笑

Q.最後に2023シーズンの意気込みを教えてください

小野選手・沢山の方々に応援されてたのにも関わらず、去年は怪我でほとんど試合に関われませんでした。思い通りにいかないことは沢山あるかと思いますが、今シーズンは怪我なく、サッカーを楽しみながらリーグ昇格を目指し、チームに貢献で切るように、がんばります。

Q.特にアピールしたいことはありますか?

小野選手・攻撃のスイッチを入れることです。僕のプレーを見たことがない方が多いかと思いますが、パスやターン、基礎的な技術が武器なので、そういったところに注目しながら見てくださると嬉しいです。応援よろしくお願いします。

小野敬輔選手のプロフィール

小野敬輔選手

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